204の国と地域を対象とした世界疾病負担研究2020のデータを用いて、負担で重み付けしたアルコール摂取の用量反応相対リスク曲線を作成。理論的最小リスク曝露量(TMREL)および健康リスクが非飲酒者と同等となる摂取量(NDE)を推定し、有害な量のアルコールを摂取している集団の割合を定量化した。 その結果、相対リスク曲線は、地域や年齢により異なっていた。2020年、15-39歳のTMRELは基準飲酒量で1日当たり0-0.603ドリンク、NDEは1日当たり0.002-1.75ドリンクだった。40歳以上では、相対リスク曲線が全地域でJ型となり、2020年のTMRELは基準飲酒量で1日当たり0.114-1.87ドリンク、NDEは1日当たり0.193-6.94ドリンクだった。2020年に有害な量のアルコールを摂取した人のうち、59.1%が15-39歳で、76.9%が男性だった。...
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