子宮頸管ポリープは切除しなくても自然早産リスク上昇(2022/8/8訂正)
3次周産期センターを受診した妊婦4172例を対象に、妊娠12週までに検出され、切除せずに待機的管理された子宮頸管ポリープと自然早産の関連を後ろ向きコホート研究で検討。妊娠12週までの子宮頸管ポリープ検出率は2.2%だった。妊娠中にポリープ切除術を受けた女性はいなかった。 その結果、ポリープがある妊婦の妊娠34週までの自然早産発生率がポリープがない妊婦より高かった(5.4% vs. 0.7%、P<0.01)。ロジスティック回帰解析で、子宮頸管ポリープは妊娠34週までの自然早産の独立した危険因子だった(調整後オッズ比4.09、95%CI 1.70-9.81、P<0.01)。子宮頸管ポリープなしに対する子宮頸管ポリープありの妊娠34週までの自然早産発生の調整後ハザード比は2.95(同1.32-6.62、P<0.01)だった。...
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