2歳までにType 1 Diabetes Intelligence(T1DI)コホートに組み入れた1型糖尿病リスクの高い小児2万4662例を対象に、膵島関連自己抗体の至適初回実施年齢を前向きコホート研究で検討。15歳または1型糖尿病発症までの追跡を完遂した6722例を解析対象とした。 その結果、15歳までに672例が1型糖尿病を発症し、6050例が発症しなかった。検査の至適年齢は2歳および6歳で、15歳までの糖尿病発症に対する感度は82%、陽性的中率は79%だった。2歳および6歳での自己抗体陽性で、2-5.99歳および6-15歳での糖尿病診断を高精度に予測した。小児期後期に糖尿病の診断を受けた患者でも、多くが6歳までに自己抗体が検出された。...
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