内視鏡的スリーブ状胃形成術、104週後も減量効果維持
クラスIまたはIIの肥満患者209例を対象に、生活習慣改善を併用した内視鏡的スリーブ状胃形成術(ESG)の有効性と安全性を多施設無作為化試験で検討(MERIT試験)。85例をESG+生活習慣改善、124例を生活習慣改善単独(対照)に割り付けた。 その結果、52週時点での超過体重減少(EWL)率の平均はESG群が49.2%、対照群が3.2%だった(P<0.0001)。併存する代謝性疾患は、ESG群の80%で改善、12%で悪化、対照群では45%で改善、50%で悪化した。104週で、ESG群の68%がEWL 25%以上を維持していた。ESGへのクロスオーバーを含む131例中3例(2%)にESG関連の重篤な有害事象が発現したが、死亡例はなく、集中治療または手術を要した患者もいなかった。...
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