早期古典的ホジキンリンパ腫の死因はCVDが最多

早期古典的ホジキンリンパ腫（cHL）患者1万5889例（全年齢層）を対象に、心血管疾患（CVD）による死亡率の経時的傾向を多施設コホート研究で評価。病期I期の患者を約60カ月間、II期の患者を約120カ月間追跡した。 その結果、I期の患者、II期の患者ともにCVDの比例死亡比がcHLの比例死亡比を上回った。いずれの病期でも患者のほとんどでCVD死の累積発生率がcHLや他の新生物による死亡の累積発生率を上回った。追跡期間全体にわたるCVD死亡リスクも一般集団より高かった。I期の患者のCVD絶対超過リスクは48.5％に達した。...