Lumbar Stenosis Outcome Studyに参加した50歳以上の変形性腰部脊柱管狭窄症(DLSS)患者328例(男性50.3%、年齢中央値73.0歳)を対象に、除圧術単独と除圧固定術の再手術リスクを比較。追跡期間は3年だった。 その結果、3年時点の再手術累積発生率は除圧術単独群が11.3%、除圧固定術群13.9%が (log-rank検定によりP=0.60)、経時的に発生する再手術の必要性に有意な群間差は見られなかった(未調整絶対リスク差2.6%、調整後絶対リスク差3.9%、調整後ハザード比1.40、0.63-3.13)。再手術数にSpinal Stenosis Measure(SSM)症状重症度スコア高値(β=0.171、95%CI 0.047-0.295、P=0.007)、健康関連QOLを評価するEQ-5D-3Lサマリーインデックススコア低値(同-0.061、-0.105--0.017、P=0.007)との関連が見られたが、SSM身体機能スコアの増加は見られなかった(同0.068、-0.036-0.172、P=0.20)。...
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