朝からの時間制限断食で減量、血圧、気分障害が改善
2022年8月24日
JAMA Internal Medicine
カロリー制限食(ER)を実施している25-75歳の肥満成人90例(平均BMI 39.6、平均年齢43歳、女性80%)を対象に、摂食時間を午前7時から午後3時までとする日中時間制限食による体重、体脂肪および心代謝性疾患リスクに対する効果を14週間の並行群間無作為化試験で検討。 その結果、対照の12時間摂食群との比較で、時間制限食群に体重減少効果(変化量-2.3kg、95%CI -3.7--0.9、P=0.002)が認められたが、体脂肪(同-1.4kg、-2.9-0.2、P=0.09)および脂肪減少量と体重減少量の比(同-4.2%、-14.9-6.5、P=0.43)に対する効果は認められなかった。時間制限食群では、拡張期血圧(-4mmHg、-8-0、P=0.04)および疲労・無気力、活発度、抑うつ感などの気分障害も改善した。完遂者59例の副次解析では、時間制限食群の方が対照群よりも体脂肪および体幹脂肪の減少が大きかった。...
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