USPSTF肺がん検診推奨外でも喫煙者は肺がんリスク高い
米国予防医学専門委員会(USPSTF)が年1回の低線量CTによる肺がん検診を推奨していない50-80歳喫煙経験者(禁煙期間15年以上で20箱/年以上)および現在喫煙者(20箱/年未満)の肺がんリスクをコホート研究で検討。喫煙習情報があり、がん既往歴のない65歳以上のCardiovascular Health Study参加者を分析対象とした。 追跡期間中央値13.3年での肺がん発症率は、喫煙未経験者が0.5%、20箱/年未満の現在喫煙者が5.0%、禁煙期間15年以上で20箱/年以上の喫煙経験者が5.0%だった。喫煙未経験者と比較した年齢、性別、人種による調整後の肺がん発症ハザード比は、20箱/年未満の現在喫煙者が10.06(95%CI 3.41-29.70)、禁煙期間15年以上の喫煙経験者が10.22(95%CI 4.86-21.50)だった。...
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