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関節リウマチ、olokizumabがアダリムマブに非劣性示す

2022年9月4日  New England Journal of Medicine

関節リウマチに対する抗IL-6抗体olokizumabとアダリムマブの効果を第III相多施設共同プラセボ実薬対照試験で比較。メトトレキサート維持療法中の関節リウマチ患者1648例をolokizumab(64mg、2週または4週に1回)、アダリムマブ(40mg、2週に1回)、プラセボに割り付けた。主要評価項目は12週時点の米国リウマチ学会20%改善(ACR 20)とし、群間差の97.5%CI下限-12ポイントを非劣性マージンとした。 その結果、ACR 20達成率は、プラセボ群が44.4%、olokizumab 2週に1回投与群が70.3%(プラセボとの差25.9ポイント、97.5%CI 17.1-34.1)、4週に1回投与群が71.4%(同27.0ポイント、18.3-35.2)、アダリムマブ群が66.9%(同22.5ポイント、14.8-29.8)だった(olokizumab各群のプラセボに対する優越性のP<0.001)。12週時点のACR 20達成率に関して、olokizumab両群のアダリムマブ群に対する非劣性が示された(差:2週に1回群3.4ポイント、97.5%CI -3.5-10....