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POAG患者、BMI低いと視野進行が早い

2022年9月5日  専門誌ピックアップ

Progression Risk of Glaucoma: RElevant SNPs with Significant Association(PROGRESSA)試験に参加した早期原発性開放隅角緑内障(POAG)患者およびPOAGの疑いがある患者計471例を対象に、BMIと緑内障進行の相関を複製コホートと組み合わせたマルチコホート観察研究で検討。平均追跡期間は5.28年(受診回数10.6回)だった。 その結果、BMIが低い参加者は値視野欠損の進行が早かった(β:0.04dB/年/SD、0.005-0.069、P=0.013)。英国バイオバンクの複製コホートで、BMIの1標準偏差低下は当たりcross-sectional VCDRが悪化し(β:-0.048/SD、-0.056-0.96、P<0.001)および専門医の網膜眼底画像評価による緑内障診断リスクが10%増加した(オッズ比0.90、0.84-0.98、P=0.011)。BMIには眼圧との相関も示された(β:0.11/SD、95%CI 0.06-0.15)。Canadian Longitudinal Study of Agein...