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リウマチ性心疾患AF、リバーロキサバン vs. VKA

2022年9月10日  New England Journal of Medicine

リウマチ性心疾患に伴う心房細動(AF)患者4531例を対象に、第Xa因子阻害薬リバーロキサバンとビタミンK拮抗薬(VKA)の有効性と安全性を無作為化試験で比較(INVICTUS試験)。主要有効性評価項目は脳卒中、全身性塞栓症、心筋梗塞、血管死(心臓または非心臓)または原因不明の死亡の複合とした。 その結果、intention-to-treat解析で、リバーロキサバン群の560例およびVKA群の446例に主要有効性評価項目が発生した。制限付き平均生存時間はリバーロキサバン群が1599日、VKA群が1675日だった(差-76日、95%CI -121--31、P<0.001)。リバーロキサバン群はVKA群より死亡率が高かった(制限付き平均生存時間1608日 vs. 1680日、差-72日、95%CI -117--28)。主要安全性評価項目に定めた大出血発生率に有意な群間差はなかった。...