米国の成人41万6420人を対象に、中強度から高強度の有酸素運動および筋力強化運動(MSE)と全死亡リスクの用量反応関係を全国コホート研究で検討した。 年齢、性別、人種-民族などで補正したCox比例ハザードモデルでの解析の結果、有酸素運動なしとの比較で、著しい死亡リスク低下が週1時間の有酸素運動(ハザード比0.85、95%CI 0.83-0.86)で死亡リスクが大幅に低下し、週3時間の有酸素運動によるリスク低下度は週1時間と同程度だった(同0.73、0.71-0.75)。男性、女性および年齢(60歳未満と60歳以上)のモデルでもほぼ同じ結果が得られた。さらに週1回のMSEで死亡リスクがさらに低下したが(同0.89、0.81-0.97)、週7回のMSEに有益性はないと考えられた(同0.99、0.94-1.04)。...
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