コロナ検査、小児の自己採取鼻腔ぬぐい液も感度良好

学齢期小児197例（4-14歳）が新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）検査に用いる鼻腔ぬぐい液検体の検査感度を評価した。 その結果、SARS-CoV-2陽性検体の87件（44.4％）、陰性検体の53.6％が小児による自己採取と医療従事者採取の結果が同じだった。検体の検査結果が採取者の一方のみ陽性だったものが2件ずつあった。自己採取ぬぐい液と医療従事者採取ぬぐい液の陽性一致率は97.8％（95％CI 94.7-100.0％）、陰性一致率は98.1％（同95.6-100.0％）で、SARS-CoV-2サイクル閾値に群間差は見られず、平均サイクル閾値は自己採取ぬぐい液が26.7、医療従事者採取ぬぐい液が26.3だった（P＝0.65）。...