コホート研究3件(OAI試験、MOST試験、CHECK試験)のデータを用いて、BMIの変化量と放射線画像で評価した変形性膝関節症(膝OA)の発生および進行のリスクの関連を前向きマルチコホート研究で検討した。 「発生コホート」の膝関節9683個(5774例)および「進行コホート」の膝関節6075個(3988例)を対象とした。一般化推定方程式を用いたロジスティック回帰解析の結果、追跡4-5年後のBMIの変化に膝OAの発生(調整後オッズ比1.05、95%CI 1.02-1.09)および進行(同1.05、1.01-1.09)と正の関連が認められた。BMIの変化には関節裂隙の狭小化や骨棘形成との正の関連も示された。...
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