ワクチン未接種者はオミクロン期の入院率高い
2022年9月23日 JAMA Internal Medicine
米13州の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）関連入院患者を対象としたコホート研究で、ワクチン接種者と未接種者のCOVID-19関連入院リスクを評価。成人のCOVID-19関連入院19万2509件を解析対象とした。 その結果、ワクチン未接種者の月次COVID-19関連入院率がワクチン接種者より3.5-17.7倍高かった。追加接種者と比較したオミクロン株優勢期（2022年1-4月）の入院率は、ワクチン未接種者が10.5倍、追加接種を受けていないワクチン接種者が2.5倍高かった。ワクチン接種が完了している入院患者は、ワクチン未接種者より高齢で（年齢中央値70歳 vs. 58歳、P＜0.001）、基礎疾患が多い（3つ以上77.8％ vs. 51.6％、P＜0.001）傾向にあった。...