6-10歳の近視小児患者256例(女児58%、平均年齢8.1歳)を対象にdiffusion optics technology(DOT)眼鏡レンズの有効性および安全性を評価する無作為化比較試験(CYPRESS試験)の12カ月時中間解析結果を報告。試験開始前の平均値は眼軸長が24.02mm、等価球面屈折度数(SER)は調節麻痺前の屈折検査で-2.01D、調節麻痺下で-1.94Dだった。 2種類のDOTレンズ(テスト1および2)と対照レンズ(標準的な単焦点レンズ)を比較した結果、12カ月後のSER進行度の対照群との平均差は、テスト1のDOTレンズ群が-0.40D(P<0.0001、DOTレンズ群の方が74%低い)、テスト2では-0.32D(P<0.0001、DOTレンズ群の方が59%低い)だった。眼軸長伸長度の対照群との差は、テスト1群が0.15mm(P<0.0001)、テスト2が0.10mm(P=0.0018)だった。...
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