ウォーキングは歩数と速さが重要
2022年9月26日
JAMA Internal Medicine
英国バイオバンクのデータを用いた前向きコホート研究で、1日の歩数とがんおよび心血管疾患(CVD)の発生率や死亡率との関連を検討した。40-79歳の参加者7万8500例(平均61歳、女性55%、白人97%)を中央値で7年間追跡した。 その結果、期間中に1325例ががん、664例がCVDで死亡した。最大1日約1万歩までの歩数増加で全死因死亡(線形平均変化率-0.08、95%CI -0.11--0.06)、CVD死亡(同-0.10、-0.15--0.06)およびがん死亡(同-0.11、-0.15--0.06)のリスクが低下した。1日の歩数が増加するほど罹患率も低下した。ピーク30分間ケイデンス(歩行率)が上がるといずれの転帰でもリスクが低下し、1日の総歩数の便益を上回った。...
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