小児の睡眠時間改善には就寝時刻を早める介入がベスト

健康な小児の睡眠時間を改善する非薬物的介入の有効性を系統的レビューとメタ解析で検討。無作為化臨床試験45件［対象小児計1万3539例（介入群6897例、対照群6642例）、平均年齢18カ月-19歳］を対象とした。主要評価項目は睡眠時間の差とした。 結果を統合すると、睡眠介入により夜間睡眠時間が10.5分長くなることが示唆された。試験間で大きなばらつきが認められ、ばらつきの原因は年齢群、睡眠障害の有無、社会経済的地位などだった。就寝時刻を早める介入で睡眠時間が47分長くなった（群間差P＝0.006）のに対し、その他の介入では7.4分長くなった。...