1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 進行RCC、telaglenastat+カボザンチニブでPFS改善せず

進行RCC、telaglenastat+カボザンチニブでPFS改善せず

2022年10月2日  JAMA Oncology

1-2ラインの治療歴がある転移性淡明細胞型腎細胞がん(RCC)患者444例を対象に、グルタミナーゼ阻害薬telaglenastatとカボザンチニブの併用(Tela+Cabo)の有効性と安全性を無作為化二重盲検ピボタル試験で検討(CANTATA試験)。主要評価項目は、盲検下独立放射線判定の評価による無増悪生存期間(PFS)とした。 その結果、PFS中央値はTela+Cabo群が9.2カ月、プラセボ+カボザンチニブ(Pbo+Cabo)群が9.3カ月だった(ハザード比0.94、95%CI 0.74-1.21、P=0.65)。全奏効率はTela+Cabo群が31%、Pbo+Cabo群が28%だった。治療関連有害事象(TEAE)の発生率は同等で、Tela+Cabo群の160例(71%)およびPbo+Cabo群の172例(79%)にグレード3-4のTEAEが認められた。...