遺伝的に予測した生涯の身体活動または座位時間と乳がんの因果関係をメンデルの無作為化解析で検討。Breast Cancer Association Consortiumに登録された症例対照研究の個別データ(欧州系女性の浸潤性乳がん症例13万957例)および英国バイオバンクの公開データ(9万1105例-37万7234例)を対象とした。 その結果、遺伝的に予測した活動全体が多いと乳がんリスクが低下した(1標準偏差増加当たりのオッズ比0.59、95%CI 0.42-0.83)。高強度の活動で閉経前/周閉経期の乳がんリスクが低下し(1標準偏差増加当たりのオッズ比:自己報告による週0日に対する週3日以上0.62、0.45-0.87)した。遺伝的に予測した座位時間が多いとホルモン受容体陰性乳がんのリスクが上昇した(1標準偏差増加当たりの同1.77、1.07-2.92)。...
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