3回接種のコロナ重症化抑制効果、ワクチンの種類で差なし
2022年10月5日
Journal of the American Medical Association
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン初回接種と追加接種1回を受け、米国の退役軍人健康管理局施設で加療中の成人161万719例(65歳以上68.4%、女性8.2%)を対象に、重症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生率を後ろ向きコホート研究で検討した。対象者の70.4%が併存疾患がある高リスク集団、9.6%が免疫不全者で、91.1%が初回接種と追加接種に同種のmRNAワクチンを接種していた。 その結果、24週間の発生率は、COVID-19ブレイクスルー感染が:1万例当たり125.0例、COVID-19肺炎による入院または死亡が8.9例、重症肺炎による入院または死亡が3.4例だった。高リスク集団のCOVID-19肺炎による入院または死亡発生率が65歳以上が1万例当たり1.9例、併存疾患がある高リスク集団が6.7例、免疫不全者が39.6例だった。...
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