若者のSTI再感染予防にテキストメッセージは無効

英国で、過去2週間以内にクラミジアまたは淋病の診断を受けた16-24歳の若者6248例を対象に、安全な性交渉を促すテキストメッセージ（safetxt）による行動的介入の有効性を無作為化比較試験で検討。主要評価項目は核酸増幅検査で判定した1年後のクラミジアまたは淋病再感染の累積発生率とした。 4675例中6248例の（74.8％）主要評価項目のデータが入手できた。1年後のクラミジアおよび淋病再感染の累積発生率は、safetxt群が22.2％、対照群が20.3％だった（オッズ比1.13、95％CI 0.98-1.31）。安全性評価項目に定めた自己申告による道路交通事故およびパートナー間の暴力のリスクは両群とも同程度だった。...