2018年の米MEPS調査の参加者を対象に、高コレステロール血症と頸部痛の関連を後ろ向きに検討。参加者3万461人のうち頸部痛を伴う頸椎疾患診断に関して回答した1049人(平均年齢62.6歳)を解析対象とした。 その結果、頸部痛の有病率は21.1%で、年齢、性別、教育水準、職業による差は見られなかった(いずれもP>0.05)。白人、総家計所得低値、毎日の現喫煙者の頸部痛有病率が高かった(いずれもP<0.05)。共変数で補正したロジスティック回帰解析で、高コレステロール血症患者は頸部痛有病率が高かった(調整後オッズ比1.54、95%CI 1.08-2.22、P=0.018)。...
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