SGLT2阻害薬のドライアイリスク、GLP-1RAより低い
台湾で、2型糖尿病患者を対象に、SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬(GLP-1 RA)のドライアイへの影響を後ろ向きコホート解析で比較。2016-18年のSGLT2阻害薬新規使用患者1万38例(平均年齢59.5歳、男性56.7%)と傾向スコアでマッチさせたGLP-1 RA新規使用患者1077例(同58.5歳、54.5%)を解析対象とした。 Cox比例ハザード回帰モデルでの解析の結果、SGLT阻害薬群のドライアイ発症率GLP-1 RA群より低かった(1000人年当たり9.0件 vs. 11.5件、ハザード比0.78、95%CI 0.68-0.89)。年齢、性別、血糖値、腎機能に基づくサブグループ解析や感度解析でもほぼ同じ結果が認められた。...
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