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1型DMに間欠スキャン式持続血糖測定が有効

2022年10月13日  New England Journal of Medicine

糖化ヘモグロビン(HbA1c)高値(7.5-11.0%)の1型糖尿病患者156例(平均44歳、平均罹患期間21年、女性44%)を対象に、間欠スキャン式持続血糖測定(isCGM)の有効性を並行群間多施設共同無作為化比較試験で検討。患者をisCGM群と通常ケア群に割り付けた。主要評価項目は24週時点の糖化ヘモグロビン値とした。 その結果、HbA1c平均値はisCGM群で試験開始前の8.7%から24週時点の7.9%に、通常ケア群では8.5%から8.3%に低下した(調整後の平均群間差-0.5%ポイント、95%CI -0.7--0.3、P<0.001)。血糖値が目標範囲内だった時間の割合は、isCGM群の方が通常ケア群よりも9.0ポイント高く、130分長かった。通常ケア群の2例に重度低血糖、isCGM群の1例にセンサに対する皮膚反応が発生した。...