Norwegian Registry for Spine Surgeryとノルウェー労働福祉局のデータを用いて特定した頸部神経根症の手術のため一時休職していた18-60歳の患者3387例を対象に、病気休暇のパターンおよび術後復職成功の予測因子を観察研究で検討。手術の前後で疾病手当のタイプと等級を評価し、ロジスティック回帰分析で復職の予測因子を特定した。 その結果、患者の25.1%が手術の1年前に一時給付を受けており、受給者の割合は手術に向けて上昇した。術後の保険金の支払いは急速に減少し、患者の半数は術後4カ月までに復職した。復職率の伸びは術後1年時点から停滞し、術後3年経過時点までに71.7%が復職した。手術前1年間の病欠日数90日以下に術後2年時点の復職に最も強い関連が示された(オッズ比4.54、95%CI 3.42-6.03、P<0.001)。術後の頸部関連障害の改善が、復職の2番目に強力な予測因子だった(同2.17、1.69-2.78、P<0.001)。...
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