カナダ・オンタリオ州で、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染急性期後の医療負担を住民対象後ろ向きコホート研究で検討。傾向スコアでマッチさせたPCR検査陽性者と陰性者計53万1702例(平均44歳、女性51%)を解析し、性別で層別化した。 その結果、女性では、陽性者は陰性者より医療受診全体が1人年当たりの平均で1.98回多く、在宅医療受診は0.31回、長期医療日数は0.81日多かった。陽性だった女性の1人年当たり99パーセンタイル値では、入院が6.48日長く、在宅医療受診が28.37回多かった。 男性では、陽性者は陰性者より医療受診全体が1人年当たりの平均で0.66回、外来受診が0.14回、長期医療日数が0.48日多かったが、在宅医療は0.43回少なかった。1人年当たり99パーセンタイル値では、入院が8.69日長く、在宅医療受診(-27.31回)と外来受診(-0.87例)は少なかった。...
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