縮毛矯正製品で子宮体がんリスク上昇か（2022/12/12訂正）

Sister Studyに参加した35-74歳の女性3万3947例を対象に、ヘアケア製品使用と子宮がんリスクの関連を検討。被験者はベースライン時に過去12カ月間でのヘアケア製品使用についての質問票に回答した。平均追跡期間10.9年で378例が子宮がんを発症した。 Cox比例ハザードモデルでの解析の結果、縮毛矯正製品使用歴なしと比べると、使用歴があると子宮がん発症リスクが高かった（調整後ハザード比1.80、95％CI 1.12-2.88）。この関連は、使用歴なしと比較した頻回使用者（12カ月間で4回超）で強かった（同2.55、1.46-4.45、傾向のP＝0.002）。毛髪染料、パーマ、ボディウェーブなどその他のヘアケア製品に子宮がん発症との関連は認められなかった。...