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抜管失敗高リスク患者の自発呼吸トライアル、PSV vs. Tピース

2022年11月14日  New England Journal of Medicine

気管チューブの抜管失敗リスクが高い患者969例を対象に、圧支持換気(PSV)による自発呼吸トライアルでT-ピースに比べ、再挿管リスクを上げることなく抜管までの期間が短縮するか多施設非盲検試験で検討した(TIP-EX試験)。 その結果、初回トライアルから28日後の換気不要日数中央値はPSV群が27日、T-ピース群が27日だった(差0日、P=0.31)。24時間以内の抜管実施率はPSV群が77.7%、Tピース群が72.2%(差5.5%ポイント)、7日以内では97.7%、94.4%だった(差3.3%ポイント)。PSV群の14.9%、Tピース群の13.6%に再挿管が発生し(差1.3%ポイント)、それぞれ3例および6例に心停止または呼吸停止による再挿管が発生した。...