GLP-1受容体作動薬とSGLT-2阻害薬でCOPD増悪リスク低下
2022年11月18日
British Medical Journal
慢性閉塞性肺疾患(COPD)と2型糖尿病を合併した患者を対象に、糖尿病治療薬3種(GLP-1受容体作動薬、DPP-4阻害薬、SGLT-2阻害薬)の新規使用とCOPD増悪リスク低下との関連を住民対象コホート研究で検討。主要評価項目は、薬剤別のCOPD重度増悪(COPDによる入院と定義)のハザード比と95%CIとし、傾向スコアの層別化により重み付けしたCox比例ハザードモデルで推定した。 その結果、スルホニル尿素薬と比較したCOPD重度増悪のハザード比は、GLP-1受容体作動薬が0.70、(95%CI 0.49-0.99)、DPP-4阻害薬が0.91(同0.82-1.02)、SGLT-2阻害薬が0.62(同0.48-0.81)だった。...
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