1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 妊娠高血圧腎症の予防法、有効性を比較

妊娠高血圧腎症の予防法、有効性を比較

2022年11月19日  専門誌ピックアップ

妊娠高血圧腎症の予防法の有効性を検討した無作為化比較試験130件(予防法13種類、対象計11万2916例)のネットワークメタ解析で比較。複合主要評価項目は、妊娠高血圧腎症および妊娠高血圧症とした。頻度論的およびベイジアンネットワークメタ解析で有効性を推定した。 その結果、妊娠高血圧腎症および妊娠高血圧症の予防に関して、低分子ヘパリン(LMWH)(0.60、95%CI 0.42-0.87)、ビタミンD補充(0.65、95%CI 0.45-0.95)および運動(0.68、95%CI 0.50-0.92)にアスピリン(0.79、95%CI 0.72-0.86)およびカルシウム補充(0.71、95%CI 0.62-0.82)と同等の有効性が認められた。Pスコアで等級付けすると、LMWH(85%)、ビタミンD(79%)、運動(76%)、カルシウム(74%)、アスピリン(61%)の順となった。...