1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 心房細動、クライオアブレーションで進行リスク低下

心房細動、クライオアブレーションで進行リスク低下

2022年11月22日  New England Journal of Medicine

治療歴がない発作性心房細動患者303例を対象に、初回治療としての冷凍焼灼(クライオアブレーション)と抗不整脈薬療法を比較したEARLY-AF試験の3年追跡結果を報告。アブレーションに154例、抗不整脈薬療法に149例を割り付けた。 その結果、追跡36カ月時点の持続性心房細動発作発生率は、アブレーション群が1.9%、抗不整脈薬群が7.4%(ハザード比0.25、95%CI 0.09-0.70)、心房性頻脈性不整脈再発率は56.5%、77.2%(同0.51、0.38-0.67)、心房細動の時間割合中央値は0.00%、0.24%だった。3年時点の入院率はアブレーション群が5.2%、抗不整脈薬群が16.8%(相対リスク0.31、0.14-0.66)、重篤な有害事象発生率は4.5%、10.1%だった。...