治療抵抗性高血圧、baxdrostatで用量依存的に血圧低下
2022年11月23日
New England Journal of Medicine
治療抵抗性高血圧患者248例(血圧130/80mmHg以上、3種類以上の降圧薬使用)を対象に、アルドステロン合成酵素阻害薬baxdrostatの効果を第II相プラセボ対照試験で検討(BrigHTN試験)。主要評価項目は、プラセボ群と比較した試験開始前から12週後までの収縮期血圧の変化量とした。 その結果、収縮期血圧の用量依存的変化が見られ、12週後の変化量はbaxdrostatの2mg群が-20.3mmHg、1mg群が-17.5mmHg、0.5mg群が-12.1mmHg、プラセボ群が-9.4mmHgで、プラセボ群との差は2mg群が-11.0mmHg(95%CI -16.4--5.5、P<0.001)、1mg群が-8.1mmHg(-13.5--2.8、P=0.003)だった。試験期間中、死亡、baxdrostatに起因する重篤な有害事象および副腎皮質機能不全は見られなかった。...
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