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コロナ下で思春期児と若年成人の摂食障害が増加

2022年11月25日  JAMA Pediatrics

米国の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行が思春期児および若年成人の摂食障害治療に及ぼした影響を検討。COVID-19流行前後(2018年1月から2021年12月まで)にUS National Eating Disorder Quality Improvement Collaborativeに参加する15施設で入院または外来による摂食障害治療を受けた患者の月次数を報告した。 その結果、COVID-19流行前、摂食障害による入院の統合相対数の経時的増加は、1カ月当たり0.7%だった。COVID-19流行後、入院数は2021年4月にかけて1カ月当たり7.2%で経時的に増加し、その後2021年12月にかけて1カ月当たり3.6%減少した。 外来治療件数は、COVID-19流行前は安定していたが、2020年4月は39.7%減少した。その後、2021年4月まで新規外来が1カ月当たり8.1%増加し、2021年12月まで1カ月当たり1.5%減少した。病院外の摂食障害プログラムでは、COVID-19流行発生後に入院絶対数の有意な増加は見られなかったが、COVID-19流行発生後1年間に、治療...