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インスリン抵抗性改善に午後以降の運動が有益

2022年11月26日  専門誌ピックアップ

Netherlands Epidemiology of Obesity(NEO)試験の参加者775例(男性42%、平均年齢56歳、平均BMI 26.2)を対象に、座位時間中の休憩および中強度または高強度の身体活動:MVPA)実施のタイミングと肝脂肪量およびインスリン抵抗性の関連を検討した。 その結果、総座位時間に肝脂肪量およびインスリン抵抗性との関連は見られなかったが、座位時間の中断回数に肝脂肪量増加との関連が見られた。総MVPA(-5%/時間)およびMVPAのタイミングにインスリン抵抗性の低下との関連が見られたが、肝脂肪量との関連は見られなかった。 MVPAが1日にわたり均等な分布が見られるグループと比較すると、、MPVAを午前中に多く実施するグループのインスリン抵抗性は3%低下とほぼ同じだったが、午後を多く実施するグループでは18%、夜間を中心に実施するグループでは25%低かった。...