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上行大動脈径の予測モデルを開発

2022年11月27日  Journal of the American Medical Association

上行大動脈径を推定する臨床スコアを開発し、妥当性を検証。英国バイオバンク参加者3万18例(訓練コホート)からスコアを導出し、別の6681例で内部検証を実施した。フラミンガム心臓研究(FHS)次世代コホート1367例およびMass General Brigham(MGB)ネットワークに登録された5万768例を外部検証の対象とした。 その結果、英国バイオバンク、FHS、MGBの各検証コホートで、大動脈径のばらつきの28.2%、30.8%、32.6%を開発したスコアで説明できた。上行大動脈径4cm以上の検出で、スコアの受信者動作特性曲線下面積は英国バイオバンクで0.770(95%CI 0.737-0.803)、FHSで0.813(同0.772-0.854)、MGBで0.766(同0.757-0.774)となったが、外部検証でモデルは大動脈径を有意に過大評価または過小評価していた。...