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加齢黄斑変性で認知症やアルツハイマー病のリスク上昇

2022年11月27日  専門誌ピックアップ

加齢黄斑変性(AMD)とのちの認知症またはアルツハイマー病(AD)の発症との関連を系統的レビューおよびメタ解析で検討。2000-21年に発表されたコホート研究8件(計822万3581例)を解析対象とした。ランダム効果モデルメタ解析および追跡期間、AMDサブタイプ、性別、年齢、試験デザイン、認知症やADの確認方法に基づくサブグループ解析を使用して、認知症またはADの統合ハザード比を推定した。 ランダム効果モデルでのメタ解析の結果、AMDがあるとのちの認知症(統合ハザード比1.22、95%CI 1.01-1.47)またはAD(同1.21、1.03-1.43)のリスクが上昇した。2次解析では、この関連は萎縮型AMDの方が滲出型AMDより顕著だった。...