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CAR T療法後の多発性骨髄腫、救援治療の奏効率4割

2022年12月1日  専門誌ピックアップ

B細胞成熟抗原(BCMA)標的キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法後に疾患進行を認めた多発性骨髄腫(MM)患者計79例を対象に、救援(サルベージ)治療と転帰を評価。追跡期間中央値は21.3カ月だった。 その結果、CAR-T療法後に実施された救援治療数は計237、患者が受けた治療数は中央値で2、CAR-T療法後の再発日からの総生存期間中央値は17.9カ月だった。初回救援治療の全奏効率は43.4%、無増悪生存期間中央値は3.5カ月だった。救援治療としてT細胞誘導療法(二重特異性抗体またはCAR-T療法再施行)を受けた35例(44.3%)の総生存期間は未達だった。...