リバーロキサバン6週追加投与でDVT再発減少
2022年12月11日
British Medical Journal
症候性孤立性遠位深部静脈血栓症(DVT)成人患者402例を対象に、リバーロキサバンを用いた2通りの治療期間の有効性と安全性を無作為化二重盲検プラセボ対照臨床試験で比較。患者に標準用量のリバーロキサバンを6週間投与した後、リバーロキサバン20mg群とプラセボ群に割り付けてさらに6週間投与した。有効性の主要評価項目は、無作為化後の追跡期間中の静脈血栓塞栓症の再発(孤立性遠位DVTの進行、孤立性遠位DVTの再発、近位DVT、症候性肺塞栓症、致命的な肺塞栓症の複合)とした。 その結果、リバーロキサバン群の11%とプラセボ群の19%に主要評価項目が発生した(相対リスク0.59、95%CI 0.36-0.95、P=0.03、治療必要数13、95%CI 7-126)。リバーロキサバン群の8%とプラセボ群の15%に孤立性遠位DVTが再発した(P=0.02)。大出血事象は発生しなかった。...
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