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凍結胚移植前の着床能検査で生産率改善せず

2022年12月19日  Journal of the American Medical Association

体外受精、着床前胚染色体異数性検査、子宮内膜着床能検査および凍結胚移植を受けた女性767例(平均年齢35歳)を対象に、子宮内膜着床能検査に基づくタイミングまたは標準的なタイミング(対照)で単一凍結胚移植を実施した場合の生産率を二重盲検無作為化試験で比較した。 その結果、主要評価項目の生産率は、着床能検査群が58.5%、対照群が61.9%だった(率比0.95、95%CI 0.79-1.13、P=0.38)。副次評価項目の生化学的妊娠率(着床能検査群77.2% vs. 対照群79.5%、率比0.97、0.83-1.14、P=0.48)および臨床妊娠率(68.8% vs. 72.8%、率比0.94、0.80-1.12、P=0.25)に有意差はなかった。有害事象の報告はなかった。...