切除後の黒色腫、ペムブロリズマブがQOL良好
2022年12月19日
JAMA Oncology
再発リスクの高い悪性黒色腫患者の術後補助療法に用いるペムブロリズマブと標準治療[イピリムマブまたは高用量インターフェロンα-2b(HDI)]の生活の質(QOL)を第III相無作為化試験(SWOG S1404)の2次解析で比較。3サイクル目のがん治療機後QOL評価のFACT-BRM TOIスコアを主要評価項目とし、評価可能例は832例だった。 その結果、調整後の3サイクル目FACT-BRM TOIスコアはイピリムマブ/HDIよりペムブロリズマブの方が9.6点(P<0.001)高く、事前に設定した臨床的に意義のある差(5点)を上回った。線形混合モデルでは、群間差が5点を超え、7サイクル目までペムブロリズマブに有利な結果が示された。...
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