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NAT後切除N0膵がん、術後療法でOS改善

2022年12月21日  JAMA Surgery

術前補助療法(NAT)後に切除手術を施行したリンパ節転移陰性(N0)膵管腺がん患者430例を対象に、術後補助療法(AT)の予後をコホート研究で検討。無増悪生存期間(PFS)および総生存期間(OS)の関連因子を特定した。NATには主にゲムシタビンを用いており、実施期間の中央値は2.7サイクルだった。患者の64.9%が術前放射線(NART)を併用した。 その結果、制限付き平均OSは5.2年だった。調整した解析で、NAT後N0症例のPFSおよびOS不良の独立関連因子として、神経周囲浸潤(PNI、ハザード比2.04、95%CI 1.43-2.92、P<0.001および同1.68、1.14-2.48、P=0.009)、脈管浸潤(同1.47、1.08-1.98、P=0.01および同1.54、1.10-2.14、P=0.01)および低分化型腫瘍(同1.90、1.18-3.07、P=0.008および同1.98、1.20-3.26、P=0.008)が特定された。ATはコホート全体の生存の改善が見られたが、効果はNART実施患者で低く、PNI患者で高かった(ATとPNIの相互作用:ハザード比0.55、95...