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1日1食は1日3食より死亡リスク高い

2022年12月22日  専門誌ピックアップ

1999-2014年の米国国民健康栄養調査に参加した40歳以上の成人2万4011例を対象に、食事の頻度や間隔、欠食と全死因死亡および心血管疾患(CVD)死との関連を前向き研究で検討した。 その結果、18万5398人年の追跡期間中、CVD死878例を含む4175例の死亡が確認された。1日3食に対する1日1食の多変量調整ハザード比は全死因死亡1.30(95%CI 1.03-1.64)、CVD死1.83(同1.26-2.65)だった。朝食をとった人に対する朝食を抜いた人のCVD死の多変量調整ハザード比は1.40(同1.09-1.78)だった。全死因死亡の多変量調整ハザード比は、昼食摂取に対して昼食抜き1.12(同1.01-1.24)、夕食摂取に対して夕食抜き1.16(同1.02-1.32)だった。1日3食摂取者で、2回の食事間隔の平均が4.6-5.5時間に対する4.5時間以下の全死因死亡の多変量調整ハザード比は1.17(同1.04-1.32)だった。...