オーストラリアの心的外傷後ストレス障害(PTSD)成人患者130例(女性61%、男性39%、平均年齢39.1歳)を対象に、PTSDの曝露療法(エクスポージャー療法)と10分間の有酸素運動併用による効果を単盲検並行無作為化比較対照試験でと検討。PTSD療法と10分間の受動的ストレッチ併用と比較した。主要評価項目はPTSD臨床診断面接尺度2(CAPS-2)の変化量とし、治療後1週間および6カ月時点で評価した。 その結果、6カ月時点の有酸素運動群のCAPS-2スコア低下は、で受動的ストレッチ群より大きく(平均差12.1、P=0.023)、中程度の効果量0.6(0.1-1.1)を確認した。介入に起因する有害事象の報告はなかった。...
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