外科医のティーブレイクに合うビスケットは
2022年12月28日
British Medical Journal
英国の単一施設で、有害リスク(口腔内熱傷)が生じない温度のおいしい紅茶を準備するのに要する時間および紅茶に浸して食べるのに最適なビスケットを明らかにすべく、前向き非盲検比較試験(DUNC:Direct Uptake of Nutrition and Caffeine Study)を実施。外科スタッフルームに高頻度に存在する4種のビスケット(オーツ、ダイジェスティブ、リッチティー、ショートブレッド)を用いた。主要評価項目は、紅茶摂取時の安全な温度および紅茶と一緒に食べるのに最適なビスケット(栄養、紅茶に浸したときの吸収力やサクサク感などを考慮)とした。 試験開始前のデータを解析した結果、温めていないマグカップにティーバッグ1袋と沸かしたての熱湯240mLを入れた後の紅茶の温度は中央値で82度だった。牛乳30mL使用時では400秒、40mL使用時では370秒で、紅茶の至適嗜好性および合意されているユニバーサルな飲用温度61度になった。治験責任医師は、牛乳40mL使用時の紅茶の色が好ましいと判定した。紅茶にビスケットを浸すのは紅茶の温度低下に有益で、オーツビスケットは他のビスケットに比べて適...
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