1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 肺炎球菌ワクチンで高齢者の肺炎による入院減少

肺炎球菌ワクチンで高齢者の肺炎による入院減少

2022年12月29日  JAMA Internal Medicine

65歳以上の米メディケアパートA/B受給者2412万1625例の請求データを対象に、13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)接種と肺炎による入院の関連をコホート研究で検討。対象者の半数以上が75歳未満、白人で免疫不全症または慢性疾患があった。 その結果、PCV接種率は2014年9月では0.8%、2017年12月では41.5%と増加が見られた。PCV13の有効性は、肺炎に対して6.7%、非医療ケア関連肺炎に対して4.7%、大葉性肺炎に対して5.8%と推定された。2014年9月から2017年12月までに、入院件数は肺炎による入院3万5127件、非医療ケア関連肺炎による入院2万4643件および大葉性肺炎による入院1294件がPCV13により回避されたと推定された。...