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二胚移植で単胎出生児の有害転帰リスク上昇

2023年1月5日  JAMA Pediatrics

スウェーデンで2007-17年に単一胚移植(SET)または二胚移植(DET)を用いた生殖補助医療により出生した単胎児を対象に、SETとDETの有害転帰リスクをコホート研究で比較。SETによる出生児3万713例とDETによる出生児5123例を解析対象とした。 その結果、新生児死亡リスクはDET群の方が高かった(オッズ比2.67、95%CI 1.28-5.55、絶対リスク差0.2%ポイント)。凍結胚移植では、DETで低出生体重リスクが高かった(同1.64、1.19-2.25、2.0%ポイント)。胚盤胞移植では、DETで極早産(相対リスク比2.64、1.50-4.63、絶対リスク差1.8%ポイント)および低出生体重(オッズ比1.83、1.29-2.60、絶対リスク差3.2%ポイント)のリスクが高かった。...