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nAMDのラニビズマブと後続品、効果と免疫原性に関連なし

2023年1月7日  JAMA Ophthalmology

9カ国75施設で滲出型加齢黄斑変性(nAMD)患者705例(平均年齢74.1歳、女性57.2%)を対象に、ラニビズマブ製剤(先行品とそのバイオ後続品SB11)の免疫原性と有効性、安全性および薬物動態の関連を第III相同等性試験の事後解析で検討した。 その結果、52週後の血清抗薬物抗体(ADA)陽性率は4.9%だった。52週後のADA陽性群と陰性群の最小二乗平均差は最高矯正視力(BCVA)1.6文字(95%CI -2.7-5.8、P=0.46)、中心窩領域厚(CST)3μm(同-23-29、P=0.83)だった。眼内炎関連事象発生率はADA陽性群が3.1%、陰性群が0.6%だった。経時的なラニビズマブの平均血清濃度は、ADA陽性群の方が陰性群よりわずかに低く、最高値は16週後が1389.3pg/mL、36週後が1665.4pg/mLだった。...