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脳のビタミンD濃度、認知症リスクとの関連認める

2023年1月13日  Alzheimer's & Dementia

Rush Memory and Aging Projectに参加し、死後に4つの脳領域で測定されたビタミンD濃度のデータがある地域在住高齢者290例を対象に、脳内ビタミンD濃度と認知および神経病理学的転帰との関連を検討。関連の推定に線形およびロジスティック回帰を用いた。 その結果、測定したビタミンDの主な形態は脳の全領域で25(OH)D3だった。脳の25(OH)D3濃度が高いほど、死亡前最終来院時の認知症または軽度認知障害のオッズが25-33%低かった(いずれもP≦0.031)。脳の25(OH)D濃度には、死後に調査した神経病理学的転帰との関連が見られなかった。...