抗てんかん薬にパーキンソン病リスクとの関連認める
2023年1月15日
JAMA Neurology
UKバイオバンクのデータを用いて、抗てんかん薬(AED)の使用がパーキンソン病(PD)発症に及ぼす影響をコホート内症例対照研究で検討。英国NHSのデータベースの診断コードでPDの診断を受けた患者を対象とし、PD診断日以前にAED(カルバマゼピン、ラモトリギン、レベチラセタム、バルプロ酸ナトリウム)の処方があるかを調べた。 PDの診断を受けた症例1433例(男性60.9%、白人97.5%、年齢中央値71歳)と年齢、性別等でマッチさせた対照8598例を解析対象とした。AEDの処方とPDの発症に関連が認められた(オッズ比1.80、95%CI 1.35-2.40)。処方箋の発行数や処方したAEDの種類が多いほどPDのリスクが高い傾向が見られた。...
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